ゲームってフシギ。

当時スマホを買ってもらえなかった子が何をしたか。

 

  一番最初の記事に書いた通り、僕は中学校入学と同時にCS機でゲームをプレイすることからは離れ、僕の興味はスマホへと向いていきました。

僕が小学校を卒業し、中学に入学した2013年は「スマートフォン時代」の幕開け直後といった時期でしょうか。CS機でゲームをする子が減り、続々と皆の興味はスマホへと向けられた時期。この頃ゲームはスマホに乗っ取られるといったニュアンスのニュースがあったようななかったような。


これから始まるグローバルの波を感じ始め、スマホを持っている人が珍しくはなくなった頃だと思います。

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とはいえまだまだガラケーを持っている人は多く、子供に携帯電話を与える際に、中学生にスマホは早すぎると考える親もたくさんいたと思います。

僕も、中学生の頃はガラケーを持っていた年の離れた兄がいた、という事もあってか中学入学の少し前にスマホではなくガラケーを与えられることになりました。

この時は何も感じていなかったのですが、入学後周りの人たちは意外とスマホを持っている子が多く、驚きと同時に劣等感のようなものを感じていました。

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みんなが持っているものを自分は持っていないという感覚は子供にとってかなり辛いことだと思います。正確にはみんな持っていたわけではないのですが(そもそも携帯電話すら与えてもらっていない子もいました)、僕はそう感じていたわけです。

 

さて2013年上半期のスマホゲームといえば、『パズドラ』がスマホゲーム界の覇権を握っていて、『モンスト』はまだリリースされていないといった感じだったはずです。

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当時のパズドラのアイコン

僕の周りにいたスマホ所持者達もみんなやっていました。やれ「〇〇がガチャで✕✕を当てた」だとか「あの降臨クエストをクリアした」といった話題が度々挙がっていましたが、スマホを持っていない僕はついていけていなかったでしょう。

 

そこでスマホを買ってもらえなかった子達が取った代表的な行動として

▶親のスマホを借りる

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スマホ貸してのイメージ画像

まずはこれが挙げられるでしょう。僕もパズドラがやりたいがために親のXperiaを借りていました。一度に数分しか貸してくれなかったので全然ランクは上がらないし、ガチャは引けないし、せっかく溜めた魔法石が銀色の卵になった時の虚無感は忘れません。

 

そしてもう一つ代表的な行動として

▶『iPod touch』をねだる

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iPod touch

 これは僕と同じ世代の人間なら共感の嵐なのではないでしょうか。

もしかしたらどういったものであるか知らない人もいるかもれないので説明すると、

iPod touchとはカテゴリー的には音楽プレイヤーなのですが、iOSを搭載しているのでアプリをインストールすることができ、Wi-Fi環境下であればネットサーフィンやLINE、もちろんパズドラもプレイすることができました。簡単に言うと電話ができないiPhoneといった感じなのですが、LINEを使えば通話も可能でした。

さぁこれに目をつけた子ども達は親を説得するためにある決り文句を言ったそうです。

 

これは音楽プレイヤーだから。

 

そうです。これは音楽プレイヤーです。スマホではありません。

そう主張したのです。

こんなのが通るわけがないと思うかもしれませんが、スマホを良く思っていない人ほどスマホの知識は乏しい傾向にあったと思います。確かにこれは音楽プレイヤーですが、当人にとっては音楽プレイヤーではなくスマホ同然の存在です。だってパズドラができるんだもの。それを「スマホ」と呼ばず何を「スマホ」と呼ぶのだ。

僕もこの台詞使って親を説得し、誕生日に買ってもらうことに成功しました。

 

 

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ようやくみんなに追いつくことができたのです。すごく嬉しかった。だけど外では存分に使えないという制限は敗者復活を勝ち上がった者のみが味わえる敗北感だったのでしょう。

iPod touchは当時スマホを買ってもらえなかった子達にとっての駆け込み寺のような存在でした。と同時に敗北者のレッテルでもあったのです。

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Wi-Fiがないと存分には使えないiPod touch

 

そこから時は流れ、スマホ手にしてからはすっかり「iPod touch」という単語を言うことも聞くこともなりました。もしかするとスマホを手にした僕の耳に「iPod touch」という単語は無関係なものと認識して、聞こえていなかったのかもしれません。すごく嫌な奴ですね。

iPodtouchを買ってもらった僕はゲームよりもYouTubeに熱中することとなり、このようなことが起こると何となくわかっていたから入学時にスマホは与えてもらえなかったのだろうと思います。

 

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iPod touchを買ってもらった僕のイメージ画像

ごめんなさい。

 

 

さていかがだったでしょうか。

僕と同じ世代の人には共感していただけたでしょうか。

今中学生の子達らも同じような体験をしているのでしょうか。今は携帯電話を与えるならスマホ一択だと思っていて、今回書いたようなことは僕たちの世代だからこそ起きたことなんじゃないかと思っているのですが、さすがに言い過ぎですかね。

 

というわけで僕が経験した2013年頃の子どもたちのスマホゲーム事情でした。

ありがとうございました。